- ✔️訪問美容師になるのに資格は必要ない
- 訪問美容師になるのに取得した方がいい資格
- 訪問美容師の資格を取ることができる
美容師をしていて「訪問美容師」って言葉を聞くことはありますが、実際になっている方が少ない業態でもあります。
僕の周りでも訪問美容をしている方はいなくて「講習を受けに行った」とゆう程度の方は数名います。
しかし詳しく知っている方が少なく
訪問美容をするのに必要な資格がどんなものなのか?どんな資格なのかよくわからい。
そんなことが当たり前で、訪問美容の資格が数種類あることも知らないものなのです。
実は、訪問美容師になるには「美容師国家資格」があれば始めることが可能です。
しかし、通常のサロンワークとは違って美容師の国家資格だけでは厳しく、必要なスキルが変わってきます。
どんなスキルが必要なのか?
訪問美容には「介護する力」と「介護の知識」が必要になってきます。
どんな資格が必要で、どんな力や知識が必要なのか?
訪問美容を始めようと考えている方や興味がある方はぜひ最後まで読んでください。
- 訪問美容師に必要なこと
- 訪問美容に必要な資格・一覧
訪問美容師に必要なこと
訪問美容のお客様は「美容室にご来店しにくい方」が対象です。
高齢者・介護・障害・妊婦・怪我など、そのため訪問美容をする美容師にも介護の力と知識が必要になってきます。
体が思うように動かなくなってきた方など、色々な不安がつきまとう中でどれだけ安心してサービスを受けることができるのか?
髪の毛を切って綺麗にしてあげることで、凄く気分がよくなり活力や元気に繋がることは間違いありません。
しかし髪の毛を切ってあげるだけではなく、いかに安心して施術を受けることができるのか?
訪問美容師に必要な資格
冒頭でも書いたように、訪問美容をするのに必要な資格は「美容師国家資格」があれば始めることができます。
訪問美容をするために必ず必要な資格はありません。
美容師なら誰もが訪問美容を始めることができるのです。
ではなぜ訪問美容にはいくつもの資格があるのか?
通常の美容師と訪問美容師では必要なスキルが違ってくるからです。
通常の美容師では可愛く・カッコよくする技術があれば問題なく美容師をすることができます。
しかし訪問美容では「介護の力」と「介護の知識」が必須になり、これらのスキルは通常のサロンワークでは身に付くことはありません。
訪問美容の資格・一覧
- NPO 全国介護理美容福祉協会「福祉理美容師養成コース」
- NPO法人 全国福祉理美容師養成協会「ふくりび」
- 一般社団法人 日本訪問福祉理美容協会「訪問福祉理容師」資格
- 一般社団法人 日本訪問理美容推進協会「ヘアメイクセラピスト養成講座」
- 一般社団法人日本訪問福祉理美容協会(JVBWA)
訪問美容の資格にはいくつも種類があり、それぞれに特徴があります。
- 通うことができる場所か?
- 学びたい美容技術・介護技術があるのか?
- 講習後の特典・サポートはあるのか?
これらの条件と照らし合わせて選ぶ際の参考にしてください。
順番に解説していきますね。
NPO 全国介護理美容福祉協会
開催場所:学校法人 山野学苑内
費用:1日体験¥10,000 4日コース¥38,000
※すいコーム教材費別途¥9,500
日数:2日間
【講習を修了した後に取得できる資格】
- 美容師であれば日本美容福祉学会認定「福祉美容師」
- 理容師であればNPO全国介護理美容福祉協会認定「福祉理容師」
【NPO全国介護理美容福祉協会の登録美容師の特典】
- NPO全国介護理美容福祉協会が開催する講習会に参加できる
- NPO活動総合保険に加入できる(損害賠償保険)
高齢者・障がいを持つ方々に対して、シャンプーやカットの美容技術講習を受けることができ、車椅子や杖歩行の適切な介助の技術講習も行っているので訪問美容をする際の必要な知識を一通り学ぶことができます。
美容技術・介護技術だけでなく、声掛けやコミュニケーションのとり方や気をつけなければならない体の状態や体位の変換等も指導してもらうことができることから人気のある講習会の一つ。
そして他の講習会にはないビューティライフが開発した「すいコーム」「ハッピーシャンプー」を使った講習を受けることができます。
NPO法人 全国福祉理美容師養成協会「ふくりび」
出典:ふくりび
開催場所:座学研修・東京都内 施設実習・関東、東海
費用:1ヶ月1万円・入会金3万円
日数:4日間の講習と2年間のサポート
【取得できる資格】
- ふくりび認定訪問理美容師2級の資格
【講習の特典】
先着特典!40名様限定
移動式シャンプー台 or 訪問美容用キャリー型ミラー プレゼント!
教科書 / マネジメント研修 / 技術研修 / 介護知識研修
営業研修 / VR認知症体験 / パワーアップ研修
WEBサイト広告掲載 / チラシ100枚
オンラインサロン / ネットワーキングオフ会
訪問美容のパイオニア24年の活動実績を持つNPOふくりびの「訪問美容のスタートアップ」
他の講習では受けることができないVR認知症体験、介護知識の研修、訪問美容のマネジメント、ベットカットなどの技術の研修(教科書付き)、介護施設での訪問美容現場実習と認定資格取得、WEBサイトでの広告掲載、介護施設営業用のチラシ、2年間のオンラインサロンでの継続サポートなどがついた「訪問美容スタート」をサポートする長期プラン。
技術・経営・広報・集客・ブランディング・人材育成・採用などの研修のほか、オンラインサロンで質問や悩みの質疑応答やオフ会でメンバー同士の交流を行って色々な繋がり作ることができます。
2年間の全工程を終了後は、講師等になってオンライン上でも各地の現場でも活躍することができます。
「ふくりび」から出版されている本
「ふくりび」から出版されている本です。
こちらの本を事前に読むことで訪問美容のノウハウがわかります。
講習を悩まれている方は一度手に取ってみて、訪問美容のイメージをつけてみるのもいいかもしれませんね。
一般社団法人 日本訪問福祉理美容協会「訪問福祉理容師」資格
開催場所:全国各地
費用:¥25,000
日数:1日
【講習を修了した後に取得できる資格】
- 訪問福祉理美容師
※認定資格カード発行は別途¥3,000必要
【講習後の特典】
- 訪問理美容を行うにあたり必要な準備や手続き、保険の準備をサポート
- 一般社団法人日本訪問福祉理美容協会(JVBWA)から認定マーク配布
※認定マークはデータで配布さ、店舗・名刺・Webサイトなどに活用することで宣伝の効果あり
訪問美容の基礎知識・接客・マナーなど、訪問美容で必要となって技術と知識を学ぶことができます。
訪問理美容の講習を9時間に渡って講習し、1日で講習を終わらすことがでて色々な場所で開催しているので参加しやす講習です。
訪問美容で必要な技術や知識以外にも、気になる点や疑問に感じていることなど質疑応答もできるので、わからないこことは積極的に聞くようにしましょう。
一般社団法人 日本訪問理美容推進協会「ヘアメイクセラピスト養成講座」
開催場所:全国各地
費用:¥25,000(税別)
日数:自宅学習+1日
【取得できる資格】
- 医療・介護従事者による監修カリキュラムを修了した方に、ヘアメイクセラピスト認定証を発行
【一般社団法人 日本訪問理容推進協会の特典】
- 一般社団法人 日本訪問理容推進協会の会員制度
※会員は事業のサポートを受ける事ができます。
サロン会員:年間¥102,000(月額会費¥8,500)
一般会員:年間¥72,000(月額会費¥6,000)
事前学習教材やペーパーテストの解答を済ませておく必要があり、座学で訪問理美容の注意事項を教えてくれます。
その後、約3時間30分の実技と介助方法の講習を受け、訪問理美容師の質の向上をサポートしてくれます。
講習後に「ヘアメイク・セラピスト」という認定資格を取得する事ができ、訪問美容の基礎知識的から現場での実技を学ぶことができます。
その後のサポートに会員になることで受けることができます。
サロン会員
一般会員
一般社団法人日本訪問福祉理美容協会(JVBWA)
出典:日本訪問福祉理美容協会
開催場所:全国各地
費用:¥¥27,000
日数:自宅学習あり+2日(座学・実技)
【取得できる資格】
- 福祉理美容師
※認定資格カード発行は別途¥3,000必要
【一般社団法人 日本訪問理容推進協会の特典】
介助の基礎知識から訪問理美容技術のノウハウを取得することができるカリキュラムが組まれています。
寝たきりのカットや寝たままのシャンプーのやり方など、訪問美容の現場でも役立つ技術を習得することもできます。
色々な地域で開催されている講習になるので、通いやすくて人気のある講習会ですね。
訪問美容の講習以外にも「福祉車いす着付師 [特許取得] 資格講座」もあるので、車椅子に乗った状態での着付けに興味がある方はこちらから
どの講習がおすすめなのか?
いくつか訪問美容の講習を解説しましたが、どの講習がよくて、どの講習が悪いなどはありません。
どの講習にも共通した内容がいくつもあり、自分の通いやすい場所や日時で開催しているところを受講して問題ありません。
訪問美容の講習を受けて「訪問美容の資格」を持つことで、お客様から安心してサービスを受けていただくことができます。
訪問理美容を検討してい方はぜひ参加してみましょう。