未経験で始めた訪問美容が実際に大変と感じた5つのことを詳しく解説

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この記事でわかること
  • 訪問美容の大変なこと5選
僕は訪問美容を専門にしている訪問美容師のフリーランスです。最近では訪問美容の認知が少しずつ広がってきて、興味を持っている方が増えてきている印象です。

《訪問美容は初期費用が掛からなくて全て自分の利益》

確かにその通りで始めやすくて経費がかからないので店舗を持つことよりも怖くないです。

しかし良い一面だけをみて始めてみると『えっ、思っていたよりも凄く大変』と、感じる方は多いと思います。

もちろん僕自身もそうで、気軽にはじめたのですが大変さを実感する日々でした。

今も現在進行形で大変なのですが。

そこで実際に活動している「訪問美容師がリアルに感じた大変なこと」を書いていきます。

本記事では訪問美容を始めようと考えている方にとって参考になる部分があると思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
 

〜この記事で解説することは3つ〜
  • 訪問美容には多くの大変さがあります
  • 慣れる・要領を掴むのに少し時間がかかる
  • 大変以上にやりがいがある
目次
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現役の訪問美容師が大変だと感じたこと

僕は訪問美容を専門に活動をしている美容師です。

個人で活動しており、どこかに所属したりすることなくフリーランスでしております。

なので雇われで訪問美容をしている方とは少し違った大変さを感じることもあるもしれないですが、通ずる部分はたくさんあると思うので

ぜひ参考にして下さい。

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集客が大変

個人で訪問美容を始めようとしている人が最も苦労するのが『集客』

美容室の場合だとお店があって、目についたりして来店してくれることもあります。

しかし訪問美容ではお店がないので見かけてもらうことがなく、そもそも訪問美容というサービスを知らない人も多いのです。

そしてホットペッパーのように効果的な集客サイトがほとんどありません。

これは美容室で勤務をしていて、自分で集客をしたことがなければどうやって集客をすればいいのか検討もつかないですよね!?

色々な方法を試したのですが、美容室のように月に何十人もの問い合わせをもらうことはかなり難しいです。

しかし工夫をすることで月に10名程度の集客なら可能です。

かなり苦労しましたが、今では月に10~20名以上の集客をすることができているのでぜひ参考にして下さい。
 

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気疲れする

訪問美容では毎回現場が違います。

自宅であったり施設であったり、毎日違います。

同じ月に同じ場所に行くことも少ないので仕事の時はいつも環境が変わってしまいます。

美容室ではお客様が来店してくれるので、凄く慣れた場所で施術をすることができるのでデビューしたてでない限りは緊張なんてしないですよね!?

訪問美容ではこちらから出向いて知らない人の家に行くことになります。

これが最初は凄く緊張します。

全く知らない人の家のインターホンを押す訳なので、相手も緊張していますがこちらも緊張します。

施術が始まると逆に落ち着いてきてリラックスできるのですが、最初の慣れるまでは緊張しましたね。
 

施術中も汚さないように家や施設を傷つけないように神経を使うので、どっと疲れてしまうこともありました。

もちろん掃除もしっかりとしなければいけないし、忘れ物をしてもいけないので家や施設にいる間は気が休まらなかったです。

もちろん慣れてくるのですが、最初は緊張して心臓がバクバクなっていましたね。

数回繰り返すことで慣れてくるので、スタイリストデビューと少し似ているかもしれないです。
 

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美容室のように整っていない

訪問美容では美容室のように環境が整っていないです。

実際にやって始めてみて凄く感じた部分ですが、美容室は環境が凄く整っています。

訪問美容ではシートを引いてカットやカラーをするのですが、カットした髪の毛をシートから出ないように気をつけなければなりません。

カットをしてパッとその辺に落とすわけにもいかず、落ちる位置を気をつけたりカラーが垂れたりしないように施術をしますよ。
 

ドライヤーも風が強かったり向きによって切った髪の毛が色々なところに飛んでしまうので注意しながらドライヤーを使うことになります。

カット後の掃除でも髪の毛がシートをはみ出して飛んでいたりするので、シートよりも広い範囲を掃除しないといけません。

施設ならベッドの下なんかにも飛んでいるので注意してみなければ見落としてしまい、お客様からすれば『汚された』と感じる人もいるかもしれません。

逆に広い範囲を掃除することで凄く喜んで頂くことができますよ。
 

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空調が適温ではない

これは先ほどの『美容室のように整っていない』と同じ部分ですが、居宅でも施設でも空調が適温なことはほとんどありません。

夏なら暑いし冬なら寒いです。

美容室のように施術をしている状態に合わせた温度ではなく、普段の生活で問題ない温度に設定しているので動いている美容師には合わないのです。

施設でカットをして1室を使わせてもらう場合などは比較的調節しやすいですが、施設の広い場所でのカットなどは気を使うし、居宅なら調節できないです。

美容室では汗をかくことが少なかったのですが、訪問美容を始めてからは汗をかくことが増えましね。汗をかくとカラー手袋が装着しにくくて破いてしまうこともあり、予備のカラー手袋を持っていくようにしていますよ。
 

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道具が多い。重い。

これも訪問美容をしている人の大きな悩みの1つですね。

思ったよりも荷物が多いのです。

カットをするだけでも大きなカバンを使います。

僕が使っているカバンがこれ!

美容師の国家試験の時に使っていた物です。

そして鏡を立てるスタンド!

鏡はカバンの中に入れていくのですが、カットだけでも大きなカバンがパンパンで

さらにスタンドを持っていきます。

しかしカットだけなら問題なく、まだ身軽です。

問題はシャンプーがある場合!

これがシャンプー台とシャンプー台用の椅子です!

椅子だけでも10キロはあります。

シャンプー台にはキャスターがついていますが、外でキャスターを使いすぎて汚れると家の床に起きにくいので外ではあまり使わないようにしています。

ほとんどの場合が家の前や施設の前で車を停めるので、離れた距離を運ぶことは少ないですよ。

シャンプーをするとなるとかなり荷物が増えて一気に重労働に。腰を悪くする人もいるかもしれないレベルなので注意して下さいね。

色々な工夫をして道具を減らしますが、どうしても多いです。

シャンプー台を使わない訪問美容師もいてるので、自分に合ったスタイルで活動するようにしましょう。

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訪問美容は大変ですがやりがいがあります

訪問美容は大変です。

しかしそれ以上にやりがいがあります。

苦労して集客したお客様は最初は少ないですが、美容室で働いている時以上にお客様・家族様・職員様は喜んでくれます。

そして少ないお客様が少しずつ増えていって喜んで必要として下さる方が増えていきます。

高齢・障害など、ハンデキャップがある方のために活動することで『本当に人のため、社会のために活動ができている』と感じます。

自己満でそんな大したことではないかもしれないですが、心底そんな風に思うことができるのです。

そして最も嬉しいのが『訪問美容室〇〇』が自分になるのです。

自分の事業のことを知っている人が増えて、自分のやっていることを必要と思ってくれる人が増えて、少しずつその人の為になる事業を作ることができる!

訪問美容に限らず、自分で事業をしている人はみんな感じることかもしれないですが

活動を続けて自分の事業が少しずつ大きくなっている感覚は凄くやりがいを感じることができて楽しいですよ!

それが人のためになっているのなら、なおさら楽しいです!

訪問美容は大変かもしれないですが、凄く楽しくてやりがいのある仕事ですよ。

訪問美容を続けるにあたって何かの気づきがあれば記事にしていって、これから訪問美容の活動をしていく方の少しでも役に立てるように頑張りますね。
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